あまざらし、野ざらし

放っておかれることが多かった私である。

両親は働きに出て、疲れていた。

首から鍵を下げて外で遊んでいた。

本人もさしてそれを気にしていなかった。

それしか知らないからだ。

雨の中、グランドにできた小川を泥でせき止めるのが大好きだった。

小さいながらも自然を克服できた感覚が持てた。

一人で黙黙と泥のダムを作るのが大好きだった。

雨の中、傘もささずに、ランニングシャツ一枚で作った。

初めての恋人も私を野ざらしにした。

土日は必ず行方不明になり、月曜日の夜になると連絡が取れるようになるのが常だった。

一人で麻布十番のミッションというクラブにいって、大型スピーカーの前でハウスを聞いているのが好きった。

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